山鹿と熊本城

山鹿と熊本城
山鹿には江戸様式の歌舞伎小屋が残っている 八千代座。
建物は勿論、設備も明治の建立以来のそのままだ。
当然重要文化財で、ガイドが丁寧に案内してくれる。


しっかり見学した後、山鹿灯籠民芸館見学。ここも必見。
山鹿和紙と糊(木工用ボンド)だけで作られた豪華な建築物(模型)の数々。


ここから熊本城へ行き、ボランティアガイドの案内で城の周辺と加藤清正神社を拝観。
震災後1年。震災の跡も生々しく、天守閣や幾多の櫓、壮大な石垣が無残な姿をさらけ出し、復旧工事のさなかではあったが、それでもお城の壮大さは感激に値する。
実は熊本城は西南の役の前にほぼ消失しており、大天守と小天守は45m超の杭が入った鉄筋コンクリート製だそうだ。その為建物の崩壊は免れたが、石垣が大きく崩れ、瓦はほとんど崩れてしまっている。
それでも2年後には天守閣の公開が出来る予定との事。その頃には再度訪問したいと思う。
あちこちで見られると言うより、一部だけ前の姿を残しほとんど崩壊した石垣も息をのむほど美しい。


上の写真は山鹿灯籠で作られた、熊本城宇土櫓。こんなに美しかったんですね。
熊本市内であか牛のステーキを腹に納め夕闇迫る九州道を帰路についた。