迷い犬、完結編

迷い犬、完結編
朝の散歩に連れ出すが、あとから来た愛犬に追い抜かれ、さらには昨日以上の大量の軟便とさらにもう一度大量の軟便を処理しながら40分かけて帰宅すると愛犬は10分前にお帰りして我々をお迎えしてくれた。
そのあとは庭でじゃれあって楽しそうな時間を過ごしている。
飼い主が現れなかったらスタッフのYさんが引き取ってくれることになり、名前をどうする、小屋をどうするなど話が盛り上がっていた。
昼前、西署の会計課から電話があり、ビーグル犬がいなくなったと届け出た人が来たとのこと。
我が家に回ってもらったら、間違いなく我が家のラッキーですと言って引き取って帰っていった。
静かになった庭では台風一過の静まりで、Yさんも受け入れることになっていた犬が来ないことになって寂しそうであった。