意図せず生まれたスキーム

脱サラ後に清掃業で年商1,000万の壁、3,000万の壁、1億の壁～これらを達成してきた社長の話～


前回からの続きです



本との出会いによって
新事業である
不動産物件購入に向けて大きく展開が動く中で


ついに１棟目となる物件購入が実現し
清掃業とともに
不動産投資事業が今から１２年前になりますが
新たにスタートしたのです



ここから
一気に
会社の状況が一変していくことになります



本業である掃除屋と不動産の組み合わせ
この時はじめて
自分の掃除屋としての職が存分に生かされました


物件の購入は
法人ではなく個人での購入だったため



結果的には
掃除屋としての業務は法人
不動産としての業務は個人事業



この二つの体制となったのです



これが
うまくかみ合う形で
収入を飛躍的に増大させる
新たな仕組みが出来上がっていたのです



物件の運営上発生するメンテナンス全般として


退去清掃
原状回復
設備のメンテナンス
共用部清掃
などなど



普段清掃業の方でやっているような
不動産関連の仕事が
色々と発生する中で



これらの発注者が誰かというと


私個人所有の物件なので



私です



この仕事を請けるのは誰かというと
法人の私の会社です



自分から自分への仕事の発注



しかしながら
それぞれが
個人事業と法人で
全くの別人格となるわけです




このような仕組みが
出来上がった中で



内々で仕事とお金を回しているだけと
思われるかもしれませんが



これが双方にとって
最大の相乗効果だったんです



つづく



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