古民家再生プロジェクト 続2

先週2日間かけた納屋の改造?の続きです。
改造といっても、中に残っている道具やゴミ(としか見えない物)の整理、撤去と間仕切りや外壁の撤去、土間を削る工事をして、搭乗式トラクターを収納できるようにします。
ゴミなどの撤去は先週終わっているので、間仕切り壁を5枚撤去します。
壁といっても何しろ100年前の建築で、壁はすべて土壁です。
地震や衝撃に耐えるように竹が組んであり、それを荒縄で止めてあります。
たかだか土壁ですが、竹組が効いていて、鉄筋コンクリートに近い強度といったら大袈裟でしょうか。 
大量な土埃と叩いたくらいでは簡単に崩れない壁に悪戦苦闘でした。
更に邪魔になる柱の撤去ですが、たかだか造作用の柱の撤去にも苦労します。
3寸角の堅い柱をホゾ組みし、更に要所要所に釘を併用。
切れの悪いチェンソーで切断した後ヤットコで叩きます。
更に厄介なのはコンクリート製基礎。 昔のコンクリートはこんない堅いのかと驚くやら腹をたてるやら。
電動ピッカーでハツッてもなかなか壊れません。
180cmの基礎を分解するのに2時間位を要します。
発生した壁土、竹、柱などの木材、コンクリートガラなども撤去です。
朝から2人で休み無しの作業14時間。 結構疲れました。